要町。武藤良子さんのアトリエへ宛名書きを手伝いに。この日は燦々と暑かった。猫たち、溶けるみたいに寝そべっていた。うちのおばあさんを思い出した。夕方になっても電気つけずに座敷でごろんと横になってたおばあさん。毎日死んでいるみたいで、怖かった。でもじっと見てしまう。猫はお元気。
日曜日の公園。猫をピクニックに連れてきている二人がいた。女の人は気持ち良さそうに寝そべり、男の人は猫を見守る係。猫は二人のあいだをうろちょろ。まわりはお散歩の犬がとぼとぼ。
豪徳寺。おしりとおしり。ハローハロー
これはたぶん京都ですね。このひとがじっと見ていた。そのとき私は自分のことを窮地に追い込むのが好きな女の人のことを話してた。おっかないわねえ。